内部通報外部窓口サービス「株式会社リスクフロント」の内部告発事例

内部告発事例

内部告発事例紹介

『白い恋人』賞味期限改ざん事件

『白い恋人』の製造メーカーは、同社のホームページ宛に賞味期限の改ざん、大腸菌群の検出を告発するメールが届いたにもかかわらず、その報告を受けた取締役統括部長が何らの対応もしなかったところ、従業員を名乗る人物から大腸菌群が検出され廃棄しているという内部通報が札幌保健所にありました。しかし、同社は、新聞及びホームページ上に「お詫びとお知らせ」を掲載したものの、賞味期限改ざんや食中毒菌のことは隠し続けました。
その後、顧問弁護士から社長への進言によって記者会見が開かれ賞味期限改ざん、食中毒菌が検出され自主廃棄、製品回収をした事実を公表することになり、社長は辞任し、約3か月間の製造が停止されました。
このように重大な結果となりましたが、内部通報制度が十分に機能し、早期に適切に対応、是正することができていれば、致命的なダメージを受けることに至らなかったと思われます。

参考:「内部通報制度Q&A」愛知県弁護士会

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